3時に起きたから

仕事で夜中に家に帰り酒を飲み爆睡し、昼に起きたが食事をとるとまた眠り夕方に起き、夜も21時に寝てしまったので夜中の3時についに目が覚め頭が冴え渡っているという悲しい現状である。 それでも起きている数時間の間に3000円の自転車をネットで発掘し、下…

④鏡を覗き込むことが癖になったことと歪んだ恋愛観を振り翳した日々について

ここからは自分の内側の相当に愚かである部分に触れなくてはいけないので書くことにおいてもそれを発表するにあたっても心理的障壁が覆い被さるようであったが、ここまで書いたのだからきちんと纏めて形に残さないと自分が浮かばれない。母が幼少期妹を可愛…

③両親の私に対する執拗な性教育と妹の在学1年めでの妊娠

それは今年の3月のことである。番号さえ知っていれば送りつけることができるCメールの文章が唐突に待ち受けに表示された。「久しぶり。ご報告です。この度、かねてよりお付き合いしていた方と結婚しました。お腹に5ヶ月の赤ちゃんもいるよ。大変だと思うけど…

②同じ状況にいる妹を救いたいという幻想による落とし穴

さて、妹のことを書こうと思う。この話は後半私自身の性に対する倒錯と大きく関係してくるが、その前に一度区切りたいので今回は大人になってからの妹との関係性にのみ焦点を絞る。今思えば「いいお姉ちゃん顔をしてみたい」「なんだかんだちゃんとした大人…

家族に向けられてきた悪意に文章という形を与えて残したい①

最近、私はいわゆる「スケープゴート」だったのだということに気づいた。スケープゴートとは「生贄の羊」という意味で、機能不全家庭における子供に課された役割の名称の一つでもある。これについて、大人になってから縁を切るまで・また縁を切ってからの私…

部屋が半端なく散らかっていると動かなくなる

大抵「何かがおかしいとき」というのは行動が単略化されすぎている。 最近の私といえば展示を言い訳に洗濯物を溜め洗い物を溜め、部屋にはあと1cmだけ中身が残っている500mlペットボトルのコカコーラゼロが散らばっている有り様だ。(私はこれを『コーラの死…

無職がザノンフィクションを見て50手前のアル中ニートに感化された話

あまりにも日々が漫然としている。漫然とした日々への焦りから計画的行動を起こそうとすると頭がショートして再び漫然へと戻るサイクルを繰り広げている。そのため焦りを感じた瞬間に無駄に鼓動がいっとき妙に早く脈打った、というだけの事実のみがただ残さ…

深夜の安穏と日々への滑落

ぐんにゃりとした痛みのある頭を無理やり持ち上げ、左目の付近にもぼんやりとした違和感があるのをなるべく気にしないようにしながらのそりと部屋を出る。 部屋に食料の蓄えをあまり置いておかないのは外に出る理由がなくなることを避けるためだ、とのたまっ…

アルコール鬱になりすぎて人にやさしくなった話

どうしようもない話であるが私は無職がたたると、無職の酒飲みへと簡易に形態変化を遂げてしまう。 まるで働いているときはあまり飲んでいないという口ぶりであるが、事実働いているときは絵を描く時間が惜しいので酒は飲むと決めた日しか飲まない。もはや自…

血迷って3ヶ月間ラジオのパーソナリティをやったときの話

当然私は別段話術に長けているわけではない。むしろ、会話においては私の酒乱の原因の一つに人と何を話していいかわからない為にとりあえずアルコールで誤魔化したくなってしまうという最悪すぎる理由があるくらいだ。そんな私に23才の春ごろ、「無償だけど…

悩みすぎて寺修行をしたときの話-後編-

しかし、試練は目の前の席に存在していた。私の目の前の席に座っていたおっさんは常に笑いを堪えているような顔をしていた。そして突如声を上げて笑い始めた。隣にいた坊さんが叱責をしても、その狂気のような笑いは止まらなかった。目の前のおっさんの狂気…

悩みすぎて寺修行をしたときの話 -前編-

それは21歳の6月頃のことなのでおよそ今から4年半前のことである。今このことを書きたくなったのはあの頃と状況が少し似ているからだろうか。 私は部屋でボンヤリとしていた。前の年に後期分の単位が足りずに留年が確定した大学にはそもそもあまり興味がなく…

ピリンザラザの睡眠不足闘争

どうして睡眠不足になるとこんなにも脚が気怠くなるのか。 理由や解決方法などはどうでもいいのだ。 ただ誰もこのリアルで辛すぎる闘いについて語っていないがためにこのレベルの苦しみと絶望を体験しがちなのは私だけなのか?と不安になったから書き残して…

家出少女たちの面倒をみるバイトをしていた頃の話

今日は昨日よりちょっとだけ成長が見られている。17時に起床したからである。アラームはかけても大概無駄なのであまり寝過ぎないように布団ではなくホットカーペットで眠りにつく作戦を取ったところ、無事空が暗くなるギリギリちょっと前に起床することに成…

二兎を追う者は一兎をも得ず

さて、1月8日である。正月が過ぎた。 去年内になんとか様々な禊(アルコールによる失敗の回収)も行われ、非常にすがすがしい気持ちで新年を迎えたのもつかの間、今非常に私は悩んでいる。 何に悩んでいるかというと本当に致命的なのだ、何もしないことで悩…

ピリンちゃんの2019年と心に城を持ちたい話

12月に入ってから何度かこの一年のことを総括してブログにでも書いてみようと思ったがどうやら時系列に絞って広く浅く思い出して書くということがあまり得意ではない、もしくはそれを出来る程度に今年の自分を全肯定は出来ないことから断念した。 たまに読ん…

ピリンちゃんの自己開示闘争

言葉を冒涜したくない等と言っては自己開示の暗黒面の領域を文章より絵にまかそうとする思想が正解なのかがわからない。先週はそれに振り回されたおかげで今私の部屋のパソコンの横のサイドテーブルにはさっきまで大学生たちが宅飲みパーティーでも開いてい…

土産話と自慢話

最近私の頭の中には思想のこれっぽちも存在していない。あまりに刹那的に生きている。たまに自らを振り返らなくてはと思ったところで時間がないと言って時間の使い方を無作為に探して嘆いているだけである。 3年前買ってちょっとずつつけている日記帳も、そ…

ピリンちゃんがピリンザラザになった話

まずは私がなぜピリンザラザなどという何語でもなければ何の意味にもかかってない珍妙な名前を愛用しているかの説明からしよう。「ピリンザラザ」は小学生の女の子がつけた名前である。東京に来る一年程前、私が京都の児童館で働いていた頃におままごとの中…

ピリンちゃんは履歴書恐怖症

履歴書恐怖症とは私のようなパッパラパー生活を送っているものにはわりかしありがちな症状なのではないか。25歳、大学入学当初から常にお金を持っているとは言えない状況であった私は数多くのアルバイトをこなしてきた。これはまた別のことになるので深くは…

ピリンちゃんは授業が1ミリもわからない

私が普段一体何をしている人なのか、全くわからない人も多いだろう。実は私は6月から平日週5日間、夕刻から職業訓練学校に通いキャラクターデザインや3DCGなどを学んでいる。という体である。 ひとえにキャラクターデザインといってもキャラクターデザインだ…

部屋の電気をつけない

最近は深夜に家に帰ってきても一度も電気をつけない生活を続けている。帰ってくる直前はいつものようにマックやファミレスで作業をしているかどこかで飲んでいる。大方作業と称してぼうっとしていることの方が多い。最近の作業のお供のお気に入りは日食なつ…

ピリンちゃん上京5ヶ月目、無事飲んだくれる

アルコールを飲める年齢になってからアルコールほどずっとゆらゆらと私の近くにいてくれる友人も珍しくないのではないかというくらいよく飲まれ飲む仲を継続している。飲んだからといって得られるのは次の日の自己嫌悪とかすかな手の震えだろう。最近私が酒…

アルコールを飲みすぎてしまうことに関しての考察 6/10

失敗したことしか書いてないのでアル中だと思われても仕方がないかもしれないが勿論毎日飲んでいるわけでは無い。大体週に2〜3程度、普通の頻度である。飲み過ぎて失敗するのは不安要素を抱えているときに多い。最近私の中でポピュラーなのは無職であること…

スピリチュアル希死念慮

どうやら心も風邪を引くときがあるらしい。大体は前日のアルコールが残っているときなので二日酔いの症状の一部と言ってもいいかもしれない。心が風邪を引いているということを感じるときは熱い風呂に入り家系ラーメンを食べたくなる。そこに法則性はない。…

人間を嫌いになりたくない話

いつからか自分が嫌われることは厭わなくなった。私のなにかが誰かの琴線に触れてしまうことがあるのは仕方がないことだ。向こうが合わないと判断することは向こうのバックグラウンドに基づいた何かによるものな訳で、つまり向こうに判断を丸投げすることが…

ニート生活のすゝめ

ひとえにニート生活と言ってもお金がないことや居場所がないことへの焦燥感、たまに自分の日々の濃度の薄さに愕然とする程度で普段は案外楽しんでいる。 私のニート睡眠時間は大体5時間睡眠を2日やったのち12時間睡眠を取るというサイクルが多い。これは割と…

とんでもない奴と同居してる話

私は今、とんでもない奴と同居している。一年前に東京に来ることを決意し、お金を貯め始めた私が一番最初にぶつかった壁は家探しであった。その当時こそまともに働けてはいたが、私が自分に合う職場を二つも見つけられたことは奇跡みたいなものだということ…

高円寺の路上で可愛い女子とギター触りながら飲んでみた話

高円寺の路上で飲んでみた話 数年前辺りから高円寺は憧れの街として私の頭に君臨してきた。地方都市のコミュニティの狭さにうんざりしていた私には、高円寺は本物の夢追い人が身を削って好きなことをやっている場所なのだという幻想があった。 引っ越してき…

東京で自分を見失っていた私が京都で小学生に与えてもらった愛情を思い出した話

今日は5月24日金曜日だが私は東京に来る直前、2月25日まで京都の児童館で働いていた。主な仕事は子どもと遊ぶことだ。仕事の最終日や東京に出てきた当初は子ども達との日々のことを思い出してよく泣いていた。あの頃出逢った子どもたちは間違いなく私の人生…