2021-01-01から1年間の記事一覧

④鏡を覗き込むことが癖になったことと歪んだ恋愛観を振り翳した日々について

ここからは自分の内側の相当に愚かである部分に触れなくてはいけないので書くことにおいてもそれを発表するにあたっても心理的障壁が覆い被さるようであったが、ここまで書いたのだからきちんと纏めて形に残さないと自分が浮かばれない。母が幼少期妹を可愛…

③両親の私に対する執拗な性教育と妹の在学1年めでの妊娠

それは今年の3月のことである。番号さえ知っていれば送りつけることができるCメールの文章が唐突に待ち受けに表示された。「久しぶり。ご報告です。この度、かねてよりお付き合いしていた方と結婚しました。お腹に5ヶ月の赤ちゃんもいるよ。大変だと思うけど…

②同じ状況にいる妹を救いたいという幻想による落とし穴

さて、妹のことを書こうと思う。この話は後半私自身の性に対する倒錯と大きく関係してくるが、その前に一度区切りたいので今回は大人になってからの妹との関係性にのみ焦点を絞る。今思えば「いいお姉ちゃん顔をしてみたい」「なんだかんだちゃんとした大人…

家族に向けられてきた悪意に文章という形を与えて残したい①

最近、私はいわゆる「スケープゴート」だったのだということに気づいた。スケープゴートとは「生贄の羊」という意味で、機能不全家庭における子供に課された役割の名称の一つでもある。これについて、大人になってから縁を切るまで・また縁を切ってからの私…

部屋が半端なく散らかっていると動かなくなる

大抵「何かがおかしいとき」というのは行動が単略化されすぎている。 最近の私といえば展示を言い訳に洗濯物を溜め洗い物を溜め、部屋にはあと1cmだけ中身が残っている500mlペットボトルのコカコーラゼロが散らばっている有り様だ。(私はこれを『コーラの死…

無職がザノンフィクションを見て50手前のアル中ニートに感化された話

あまりにも日々が漫然としている。漫然とした日々への焦りから計画的行動を起こそうとすると頭がショートして再び漫然へと戻るサイクルを繰り広げている。そのため焦りを感じた瞬間に無駄に鼓動がいっとき妙に早く脈打った、というだけの事実のみがただ残さ…

深夜の安穏と日々への滑落

ぐんにゃりとした痛みのある頭を無理やり持ち上げ、左目の付近にもぼんやりとした違和感があるのをなるべく気にしないようにしながらのそりと部屋を出る。 部屋に食料の蓄えをあまり置いておかないのは外に出る理由がなくなることを避けるためだ、とのたまっ…